2021年5月27日の日記
ども。
昨日から「すごい」と言われるような新しい東方手書き劇場を作るぞーって決めて、まずは構想、絵コンテから始めようとしたんですが…
全然ダメ。
何がダメかというと、まず前提として自分が作りたい手書きの種類が「非東方曲PV」なんですよ。(もちろんニコニコで許諾されている曲を使ったものです)
当初の構想だとキャラが音楽に合わせて踊る…みたいな感じだったんです。
でも絵コンテを描き始めてみると重大な欠陥に気がつきました。
まず「自分はアニメ描きではなく漫画描きである」ということ。
自分は漫画こそ描けますがアニメづくりにおいては素人同然です。そんな腕で動き主体の動画を作ってもすごいものになるはずがありません。
そして「踊るだけならMMDのほうが勝る」ということ。
MMDダンス動画なら、「動いていないときはない」くらいキャラを動かせるわけです。自分に腕があり、限りなくアニメに近いものが描けたとしても、MMDほど動かせはしない。それは「すごい」と言われるだろうか?そう考えてしまいます。
…そこで自分は自分が「漫画描き」であることを動画に活かせないかと考え、YouTubeで出版社のチャンネルが上げている漫画作品のPVを見てみました。
『チェンソーマン』のPV動画ですね。
漫画を切り抜いて、動いているように見せ、漫画特有の迫力が出ている。
自分もこんな感じの動画が作れたら戦えるんじゃないか?と思いました。
そんなわけでまず「漫画」を描く。それから切り抜いて「動画」にする。
そういう方針に変えネームを描こうとしたのですが…
全然ダメ。
「アニメ」ではなく「漫画」に変えたことで「ストーリー性」が必要だと感じてしまったのです。そしてストーリーを作るにあたって、登場させようとしていたキャラクターへの自分の理解度が低すぎることに気づいてしまった。
ただ踊らせるだけならキャラを隅々まで理解していなくてもよかったのですが、漫画に登場させる、ましてや主役として扱うとなると自分はそのキャラのことを知らなすぎる。これではこのキャラに対してもこのキャラが好きな人に対しても失礼だ。
そう、思ってしまったんですよね~。
…という経緯で今早くも制作が袋小路に突入してしまいました。作りたかったものが、自分には作る資格がない……悲しいですね。
まったくのゼロの状態から(使う曲すら未定になってしまった)すごいものを作れるのか?
どうなることか。
そんな感じです。